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JGTO倉本昌弘副会長(2025年3月19日)

 JGTOはレギュラーツアーの下部トーナメントとして2025年の今年よりスタートするACNツアーについて、新規に『ケーダッシュセカンドチャレンジカップ in 茨城』が開催される事を、2025年3月19日都内会場にて倉本昌弘副会長が明らかにしました。

大会の概要は下記の通りです。
■ 開催期日 :9月10日(水)~12日(金)
■ 開催コース:サザンヤードカントリークラブ(茨城県)
■ 賞金総額 :20,000,000円
■ 主  催 :株式会社ケーダッシュセカンド

主催者であるケーダッシュセカンドは自らのWEBサイトで、大会開催への思いを下記の様に伝えています。(点線内は抜粋)
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本大会では出場する選手の皆さんの未来を切り開いていくためのサポートになることを目指すため、国内東西2箇所での主催者選考選手の予選会を実施する予定です。
一般社団法人日本ゴルフツアー機構とタッグを組み、地元・茨城県の後援と多くの協賛・協力企業・団体のサポートを得て実現する本大会は、『地域とともに作り上げ、地域とともに盛り上げて行く』を大きなテーマとしています。
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ACNツアーへ2025年度よりポイントランキング制導入

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 JGTOの下部ツアー・ACNツアーでは、レギュラーツアーへ先駆け2025年度より、ポイントランキング制を導入します。この制度導入の趣旨について、JGTOから発行された案内書には、下記点線内の文言が記されています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新規トーナメントの参入促進、公平公正な競争による選手の最大限のパフォーマンスを引き出すことによる魅力向上、予選通過選手の獲得賞金向上
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 此れまで獲得賞金額を基に算出した順位付けには、不公平さを感じていた選手及びゴルファンは、多いものと思われますが、これを是正すべく導入されたのがポイント制です。倉本副会長によれば、導入にあたってLPGAとPGA TOURを参考にしたとの事です。

 ポイント運営に関し浮上する今後の課題についてJGTOでは、システムを適時適当な内容へ変更し対応するとしていますが、この様な問題以前に様々な企業からトーナメント開催に関する問い合わせが入って来ており、この現象はポイント制導入を好感してのものと受け止めています。

 更には選手への聞き取り調査でも、「モチベーションが高まって来た」又それに類似した発言が数多く寄せられており、倉本副会長はこの様な動きに対し手応えを掴んでいます。なお来年度の2026年は、正式にレギュラーツアーでも導入されます。

 JGTOの下部ツアー・ACNツアーでは、2025年の本年より新規に開催されるツアーが2試合有りますが、その内の一つが『住地ゴルフチャレンジトーナメント』です。概要は下記の通りです。

開 催 期 日 :8月6日(水)~8日(金)
開催コース:セブンハンドレットクラブ(栃木県)
賞 金 総 額 :15,000,000円
主  催 :株式会社住地ゴルフ

 主催はゴルフ会員権取引業を主な業務としている株式会社住地ゴルフ(代表取締役:小林忠広)ですが、社長の小林氏は栃木県に別法人にてセブンハンドレットクラブと言うゴルフ場も有しており、開催コースはそのコースになります。

 開催の経緯について小林氏は、どちらから積極的に申し込んだと言うよりは、ACNツアーを盛り上げなければと言う考えに双方異存なく、成り行きでまとまったのは今年に入ってからとの事。いずれにしてもACNツアーの活性化がJGTOツアーの人気につながり、結果としてゴルフ界の繁栄へ結びついて行くと小林氏は考えています。

 複数年開催を視野に入れた、小林氏の挑戦が始まりました。

チャレンジトーナメントはACNツアーとして2025年に船出

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 一社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)では、かねてより懸案になっていましたAbemaに代わるチャレンジトーナメントの新スポンサーについて、株式会社ACN(代表取締役:藤岡義久)に決定した事を2025年3月19日都内会場にて倉本昌弘副会長が明らかにしました。

 倉本副会長は既に契約書は出来上がっていると、2025年に入り様々な機会を通じ発言していましたが、遂にその内容が明らかにされたのです。

 ACNは、オフィス機器の販売や施工そしてメンテナンス、更には不動産の売買や賃貸・管理などを行っている企業ですが、ゴルフ界への理解が深く、数多くのプロゴルファーを支援しています。会見に登壇した堀川未来夢選手もその一人です。

 倉本副会長曰く、多くのファンから親しみを感じてもらえる様になるには、数年かかるのでは無いかとしており、契約内容の詳細については明言を避けるものの、今後数年はACNツアーがチャレンジツアーの看板になって行くとしています。

JGTOでは2026年度よりポイントランキング制へ移行

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           諸星 裕 会長   /   倉本昌弘 副会長

 2025年1月21日の火曜日、一般社団法人 日本ゴルフツアー機構(JGTO)の諸星会長及び倉本副会長は、定例理事会後のぶら下がり記者会見に臨み、シード権確定へ向けた選手順位付けについて、その算定方式を変更する事を明らかにしました。

 JGTOでは此れ迄長きに渡り、選手の年間出場試合総数から得られた賞金総額、この金額の多寡、つまり多い順に順位付けをして来ました。例えば2024年度では賞金ランキング69位までの65人が、2025年度のシード権を獲得しました。

 しかしながら、この様な獲得賞金総額に基づいた順位付けが、選手の正確な実力を表していない点については、選手や関係者も充分に理解していました。例えば年間20試合へ出場し、予選落ちする事無く1000万円を稼いだ選手が、20試合へ出場し19試合で予選落ちするものの、1試合で1300万円を稼いだ選手には、順位で勝てないのです。

 この様な弊害を無くし、より公平で選手の高いモチベーションを引き出す為には、より正確な算定方法が必要だとして模索されて来ておりました。既に米国では各試合毎に付与されているポイント、この年間獲得ポイント制を採用していますが、JGTOに於いても此れに類似した制度へ、2026年度より移行する事になりました。

 細かな制度設計については、現在検討中としていますが、導入前の2025年度は試験的にポイントを各選手へ付与して行き、1部門としてシーズン終了後には表彰したいとしています。倉本副会長によれば、スポンサー企業への告知と説明を既に済ませており、総論で賛成とのご理解を頂いているとのことです。

「賞金王」なる言葉は、日本に於いてもいずれ、死語になるのかも知れません。

JGTOでは2025年より米国でもQTを開催へ

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           諸星 裕 会長   /   倉本昌弘 副会長

 2025年1月21日(火)一般社団法人 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、都内会場にて定例理事会を開催すると共に、その後の囲み取材を通じ今年度のQTに関する方針を明らかにしました。QTとは2025年時点でシード権を獲得していないプレーヤーによる、次年度のレギュラーツアー出場権を巡る戦いです。

 取材に応じた諸星会長と倉本副会長によれば、1次と2次を米国西海岸カリフォルニアのゴルフ場を舞台に、海外選手を主体にスタート時100人規模を目標に、2週間連続で開催するとの事です。当然1次と2次は国内でも開催される訳ですが、開催会場が増えると理解すれば分かり易いと言えます。

 2024年で言えば1次は国内8ヶ所で開催されましたが、2025年は海外1ヶ所が増え9ヶ所になります。米国でエントリーした選手は1次~2次を通じ30名ほどに絞られ、以降国内での3次へ合流します。3次で勝ち残った選手は、JGTOツアーの下部ツアーへほぼ出場出来ますので、来年は今年とは違った外国人選手のプレーを、見る機会が増えるものと思われます。

 今回のQTに関する新方針については、諸星会長がその下準備を行って来ていますが、昨年JGTOは諸星体制に移行して以降、静かながらも着々とJGTOツアー浮上戦術を練って来ており、今回その一つがお披露目された事になります。JGTOの新たな胎動です。

JGTOツアー『前澤杯 MAEZAWA CUP 2025』新規開催

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 一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)は2024年12月18日(水)、2025年シーズンツアーに『前澤杯 MAEZAWA CUP 2025』が新規大会として、加わる事を明らかにしました。概要は下記の通りです。

■ 開催日:2025年4月14日(月)~4月23日(水)_期間内で最大10日開催
■ 競 技:18ホール ストロークプレー(予定)
■ コース:MZ GOLF CLUB(千葉県長生郡睦沢町佐貫4900)
■ 予 選:2025年4月24日(木)~4月25日(金)
■ 決 勝:4月26日(土)~4月27日(日)
■ 賞 金:総額は最大4億円 / 優勝賞金は最大8,000万円
■ 主 催:むつざわゴルフパーク株式会社
■ 共 催:一般社団法人日本ゴルフツアー機構
■ 運 営:ブリヂストンスポーツ株式会社

 2021年の夏から秋にかけて、旧・デイスターゴルフクラブ(千葉県)が大林組から前澤氏へ譲渡された、この様な話がM&A業界を駆け巡っていました。実際、大林組は2021年12月30日をもって、当該ゴルフ場の運営を終了していますので、以降確定的な話としてこの間定着していました。

 であるならば、前澤氏によるZOZOへの置き土産であるPGA TOUR『ZOZO CHAMPIONSHIP』は、旧・デイスターGCで開催されるのでは無いかとの憶測も呼んだのですが、結果はPGA TOURとの6年契約は習志野CCで終えています。そして遂に来年、前澤氏は旧・デイスターGCをMZ GOLF CLUBと名称を変え、JGTOツアーの大会としてお披露目する事になったのです。

 ところでこの試合の最大の特徴は、プロアマ戦が1日50組開催されるのですが、この参加権を1組100万円で販売される点です。前澤氏曰く、「経済がしっかりと回る大会」を目指すとしておりますが、日本ではこれまでに無い運営方式ですので、どこまで日本のゴルファーに受け入れられるのか、未知数の部分が多い大会とも言えます。

 アイデアが湧き出て来る前澤氏の動きから、今後も目が離せません。

JGTOツアー2025年シーズン試合数は24試合にて2024年と同数

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 一般社団法人 日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)は2024年12月18日(水)、2025年シーズンの試合数と日程を都内会場にて公表しました。本年3月19日の会員総会を経て、新たな体制下で船出したJGTOですが、当時諸星裕新会長はアジアを一つの市場として捉え、JGTOツアーを発展させていくとの所信を述べていました。

 方や副会長職の倉本昌弘氏が当時会見で語った内容を咀嚼すると、「2024年は諸問題の整理とスポンサーとの意見交換などコミュニケーションを良く取り、試合数増加へ向けた基礎固めの年にしたい、2025年に即試合数が増加するとは見込めていない」、とのものでした。2024年の試合数は共催も含めると24試合を数えますが、2025年も同様に24試合になりました。

試合数開催中止になった大会名
1ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!
2For The Players By The Players
3長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトナーメント
4横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~
試合数新たに開催される大会名
1前澤杯 MAEZAWA CUP
2リシャール・ミル チャリティペアマッチ&トーナメント
3ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント
4ISPS HANDA 秋の決戦・どこまでバーディ取れるんだトーナメント

 諸星会長は現在進行形の案件が3件位有り、場合によっては2025年中に発表出来る可能性が有るとして、JGTOツアーへ取り組もうとするスポンサーの意欲と、手ごたえを掴まれている様でした。明るい兆しが出て来たと言えます。

 来季のJGTOツアー出場権をかけたQTの最終戦、『ファイナルクォリファイングトーナメント Supported BY SMBC モビット』が2024年12月6日(金)に最終日を迎え、プロ27年目49歳の海老根文博選手が優勝し、優勝賞金200万円と2025年シーズンの出場権を獲得しました。

 同選手にとって初のシード権になりますが、これにより実力を発揮し易い環境が整ったとも言えます。同選手のこれ迄の記録や戦績を振り返るならば、2007年に賞金ランキングで90位、2016年の『ダンロップ・スリクソン福島オープン』では10位タイと言う成績を残しており、来季はこれ以上の成績が期待されます。

 来年50歳を迎える同選手にとって、戦いの主戦場はシニアツアーかと思いきや、来季はレギュラーツアーがメインの舞台になったのですが、この件について同選手は「期待感よりは不安の方が大きい」、と謙虚に胸の内を語っています。

 JGTOのQTは1st、2st、3stそして最終戦へと、その戦いは長丁場になりますが、今回海老根選手はその頂点に立った事になります。JGTOツアーその戦いは熾烈を極めており、若手選手の活躍が目立つ中、シニアへの扉を叩こうとする年齢の選手が、来季はレギュラーツアーで戦う事になりました。

 是非、シニアの輝ける星になって、頂きたいものです。

JGTO2024諸星新体制の布陣

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 一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、2024年3月19日に社員総会を開催し、4期8年に渡り組織をけん引して来た青木体制から、諸星新体制へ移行する事となり、その新布陣を発表しましたが、その概要は下記の通りです。

役職氏名現職及び前職
会長諸星 裕桜美林大学名誉教授
副会長新井直之一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会専務理事
副会長井上尚彦一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟理事長
副会長倉本昌弘前公益社団法人日本プロゴルフ協会会長
副会長谷原秀人ジャパンゴルフツアー選手会会長
理事阿久津未来也ジャパンゴルフツアー選手会副会長
理事安中新祐公益財団法人日本ゴルフ協会
理事五十嵐朋広公益財団法人日本プロゴルフ協会
理事石川 遼ジャパンゴルフツアー選手会副会長
理事井上幸彦元警視総監
理事大多 亮株式会社 フジテレビジョン専務取締役
理事川合敏久中日クラウンズ・シニアアドバイザー
理事國府宏匡株式会社信和ゴルフメンテナンス代表取締役社長
理事田蔵奈緒東洋学園大学教授
理事林 祐樹森ビルゴルフリゾート株式会社取締役
理事堀川未来夢ジャパンゴルフツアー選手会副会長