
2025年3月1日に菊地温子(きくち あつこ)氏が、富士カントリークラブの支配人へ就任しました。副部長職からの内部昇格になりましたが、昨年前支配人の石井氏が、退職の意向を示していた事から、プロパー社員の菊地氏に白羽の矢が立ったのです。
氏は大学卒業後の春、躊躇する事無く当該クラブへ就職、いわゆる新規学卒就職しています。当初業務課へ配属され、その後様々な職務をこなす中、2024年暮れに支配人職への打診があった様ですが、この時初めて石井前支配人の退職希望を知った様です。
此れまで当該クラブ支配人職は、外部から招聘する人材が務めて来ています。菊地支配人が当該クラブへ勤務後の歴史で知る限り、それが一般的だったのですが、今回初めて社内から昇進する形になりました。またクラブ史初の、女性支配人誕生となりました。
この件に関し諸星理事長曰く、「適材適所の言葉通り、社内より有能な人材が育ち、その一環でこの度女性支配人を輩出出来た事は、当クラブの誇りである」としています。
当該クラブ会員からは、「頑張って!」と言うお声がけを頂き、励みになっている様です。又近在ゴルフ場へは、前支配人の石井氏と挨拶まわりを行っており、面識のある方も多く、新人支配人を受け入れて頂いているという手ごたえを、感じられています。
現在当該クラブでは、年間来場者数が大幅に増える事無く、また年齢の関係から自然退会する会員が多くなっています。会員の自然退会では無く、会員権の第三者譲渡手続きをへた名義書換にて、菊地氏は会員数を維持して行きたいとしています。新規会員が入会する事で、来場者は自然に増加して行けるからです。
様々な課題が有るものの、会員が居心地の良いクラブ作り、これが究極のテーマだとする新支配人・菊地氏による体制は、始まったばかりです。