来季のJGTOツアー出場権をかけたQTの最終戦、『ファイナルクォリファイングトーナメント Supported BY SMBC モビット』が2024年12月6日(金)に最終日を迎え、プロ27年目49歳の海老根文博選手が優勝し、優勝賞金200万円と2025年シーズンの出場権を獲得しました。
同選手にとって初のシード権になりますが、これにより実力を発揮し易い環境が整ったとも言えます。同選手のこれ迄の記録や戦績を振り返るならば、2007年に賞金ランキングで90位、2016年の『ダンロップ・スリクソン福島オープン』では10位タイと言う成績を残しており、来季はこれ以上の成績が期待されます。
来年50歳を迎える同選手にとって、戦いの主戦場はシニアツアーかと思いきや、来季はレギュラーツアーがメインの舞台になったのですが、この件について同選手は「期待感よりは不安の方が大きい」、と謙虚に胸の内を語っています。
JGTOのQTは1st、2st、3stそして最終戦へと、その戦いは長丁場になりますが、今回海老根選手はその頂点に立った事になります。JGTOツアーその戦いは熾烈を極めており、若手選手の活躍が目立つ中、シニアへの扉を叩こうとする年齢の選手が、来季はレギュラーツアーで戦う事になりました。
是非、シニアの輝ける星になって、頂きたいものです。