千葉県の鎌ヶ谷カントリークラブでは2024年9月1日より、新規入会希望者の年齢条件をこれまでの20歳から18歳へ、引き下げました。これは同年8月に開催された理事会にて、決定されたものです。
簡潔な表現をすれば、18歳以上の方で在籍3年以上の正会員1名の推薦保証を得られれば、当該クラブへの入会資格を満たす事になります。この度の決定は入会希望者の対象を幅広くした訳です。
入会希望者がクラブからの入会承認を得られた場合、たとえば正会員であるならば、名義書換料税込み143万円と名義書換預託金(入会預託金)200万円の合計343万円を、当該クラブへ納入し始めて会員資格が発生します。当該クラブへ入会すると言う事は、これだけの資金負担が必要なのです。
これらの資金負担を考えた場合、18歳の成年がこの様な資金の蓄えが無いとは一概に言えないものの一般的には考えずらく、親や関係者からの資金援助無くしては無理だと推測されます。
今回この様な改定の背景には、どの様なものが有るのでしょうか。親族からの資金援助を受けてでも当該クラブへ入会したいと言うゴルフを愛する18歳の方、或いは家族でクラブライフを楽しみたい18歳の方、この様な方々の潜在的需要が多いとの分析から、条件変更へ至らしめたのかも知れません。
なお当該クラブによれば、今日までの約2ヶ月半にて、18歳の方2名が新規会員になられたとの事です。