2024年10月18日に静岡県の裾野カンツリー倶楽部で開幕する『2024ファンケル クラシック』へ、読売巨人軍前監督の原辰徳氏が参戦します。原氏が前回そして初めて当該トーナメントへ参戦したのは2018年ですから、およそ6年ぶりになります。
前回参戦時の成績は、1日目78、2日目86、3日目72のトータル236スコア、20オーバーにて74人中73位と言うものでした。原氏は神奈川県の戸塚カントリー倶楽部の会員であり、2016年にはクラブ選手権で優勝しています。それほどの実力者ですので2日目の86は、ご本人にとって全く不本意なものだったと言えます。
ところでこの年のトーナメントでは、原氏の成績とは裏腹に原氏のもたらした集客効果は抜群でした。トーナメント開催中の集客数が、飛躍的に伸びたのです。前年2017年は22,666名でしたが、2018年は25,214名を記録し、結果として2,548名増えたのですが、これは原氏効果だとの分析は関係者の間で定着しています。
ゴルフ愛好家である事を公言してはばからない原氏ですが、今年はどの様な効果をもたらしてくれるのでしょうか。コロナ禍の悪影響から、当該トーナメントの在り方そのものに対する戦略的見直しを迫られたファンケル社ですが、今年は原氏の力を借りて立て直し元年にしたいものです。