大利根カントリー倶楽部は第66期有価証券報告書を公表

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 大利根カントリークラブ(茨城県)を経営する株式会社大利根カントリー倶楽部は、2024年7月2日に第66期有価証券報告書を公表しました。過去3期に渡る概要は、下記の通りです。

回次第64期第65期第66期
売上高1,196,298千円1,319,070千円1,439,032千円
経常利益又は経常損失18,283千円24,843千円72,337千円
当期純利益又は当期純損失14,836千円22,418千円72,550千円

 売上高及びそれに準ずる経常利益と当期純利益は伸びたものの、反面それを支えている総来場者数は、前期に比べ2,682名減少し57,440名になっています。会員が2,292名減少し27,829名、ゲストは390名減少し29,611名でした。

 来場者は減少しているのに対し売り上げが伸びる、この背景には各料金の値上げが有りました。前期に比べグリーンフィ8,003千円、諸経費収入49,071千円、食堂売上8,245千円と軒並みに増加しています。更に日本女子オープン関連収入を103,002千円計上し、結果として売上高は前期比119,962千円増となっています。

 営業の落ち込みを値上げによって支えた決算になったのですが、2024年度は様々な対策をもって、来場者の減少を食い止めたいとしています。ゲスト対策は11にも及ぶのですが、その主だった策は下記の通りです。

1,会員同伴ゲスト週日特別ご優待券を年間12枚発行
2,年間18日間の金曜日をゲスト感謝デーとし特別割引料金(17,090円)を設定
3,コンペ割引設定(9~20名▼1,100円、21名~39名▼2,200円、40名以上▼3,300円)
4,7月中旬から9月中旬、1月、2月の土・日・祝祭日の特別料金(28,090円)適用
5,ゴールデンウイークに特別料金(28,090円)適用
6,月曜休場日の特別営業実施
7,オープンコンペの参加者増加策実施

 なお報告書によれば、会員の高齢化により年間60~70名の代替わりが、進んでいるとしています。