大洗ゴルフ倶楽部を経営する水戸カンツリー倶楽部が第72期決算を公表

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 大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)を経営する株式会社水戸カンツリー倶楽部では、2024年6月27日に第72期有価証券報告書を公表しました。振り返り過去3期の概要は、下記の通りです。

回次第70期第71期第72期
売上高630,074千円779,292千円819,526千円
経常利益又は経常損失35,529千円15,111千円5,340千円
当期純利益又は当期純損失34,906千円14,488千円4,398千円

 上記表にて経常及び純利益が減少している件については、ゴルフ会員権の名義書換料収入を5年間に分け計上した点が、大きく影響しとしています。総来場者数は前期より107人増え36,815人となり、中でもビジターは439名増えました。またキャディフィの値上げも有り、営業収益は前期比5.2%増えています。

 費用面では、落雷によるポンプ故障や老朽化した設備更新、更には派遣キャディフィが値上がりした事も有り、一般管理費は164,000千円増の829,569千円になりました。収益が上がるものの費用も上がり、結果としては10,044千円の営業損失になっています。

 営業収益は上がるも費用もかさみ約1000万円の損失となりましたが、営業外収益例えば「開場70周年記念協賛金」や落雷被害に伴う火災保険金等の収入により、結果としては、4,398千円の黒字で終えています。

 なお当該倶楽部では、来年2025年にJLPGA公式競技「ソニー日本女子プロゴルフ選手権」を開催しますので、更に注目度が高まると予想しています。