バブル経済期に加盟業者32社を誇った中四国ゴルフ会員権取引業協同組合ですが、2024年4月現在4社まで激減していました。廃業や倒産、更には組合脱退などを経ての現状です。
此れまで単独で設けていた組合事務所ですが、現在では山下義幸理事長が自ら経営する株式会社共同ゴルフ内へ置いており、各組合員や各ゴルフ場への連絡対応に当たっているとの事です。当該組織はゴルフ会員権発行ゴルフ場を対象している訳ですが、四国4県の他、広島、山口、島根、鳥取、岡山の合計9県を守備範囲にしています。
今日の課題として、会員権価格が低価格になった事と入会に関するハードルが低くなった為、会員権業者が果たす役割が少なくなった、と苦しい胸の内を山下理事長はお話し下さり、如何にゴルファーや各ゴルフ場の抱える二ーズを組合員が吸い上げられるかだとしました。
設立34年目を迎える本年、如何に組織を活性化させられるか、山下理事長ほか組合員の粘り強さが求められています。此れまでも組合員の不祥事には、組合員が減少してしまう恐怖心に打ち克ち、毅然と対処して来ています。この姿勢を貫き通せている事が、健全性の何よりの証と言えます。
今後の動向が注目されます。
■ 連絡先
中四国ゴルフ会員権取引業協同組合
〒790-0067 愛媛県松山市大手町1丁目10番8号ー502号 (株)共同ゴルフ内
TEL 089-947-8401 / FAX 089-948-1404