ゴルフスタジアム_オリコ裁判終了へ

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 旧・ゴルフスタジアム社(以下GS社)事件に端を発したオリコ裁判が、2023年9月21日遂に終止符を打ちました。GS社の書類改ざんも厭わない滅茶苦茶な営業手法に翻弄されたレッスンプロなどと、GS社との代理店契約からレッスンプロなどとローン契約を締結したオリエントコーポレーション、この両者の裁判が、東京高裁での判決を待つ事無く決着したのです。

 2017年9月4日に東京地裁で迎えた第1回裁判でしたが、2022年4月14日の地裁判決はレッスンプロなど原告へ厳しく、敗訴とも言えるものとなりました。この内容を不服とし控訴したレッスンプロなどでしたが、東京高裁では2度の裁判が開かれるものの、水面下では和解協議が進んでいました。

 当初レッスンプロなどは65名で出発したのですが、2023年9月20日以前には、17名を残しほとんどの方々が、和解に応じていました。その内容は残債からオリコ側の手数料を差し引き、残りの額面の75%を一括弁済するものです。一方その他17名は、残り額面に対し85%を20年分割で弁済する案となり、この案の成立日が9月21日でした。

 この日をもってオリコ裁判の手続きは終了しましたが、GS社関連の裁判は他7裁判体で現在も継続されています。この度の決着が、今後他の裁判へどの様な影響を与えるのか、予断を許しません。注視して行く必要があります。