市原市の加茂学園2年生(7歳)の南愛美(みなみ えみ)さんが、2023年8月3日~5日までの3日間、米国ノースカロライナ州のパインハーストで開催された、『USキッズゴルフ世界選手権』7歳女子の部で優勝しました。
総距離1,360ヤードの9ホールコースで3日間戦い、通算12アンダーのスコアをマークし、参加44選手中トップになったのです。南さんはこの競技へ参加する為に今年5月に渡米し、サンフランシスコ ローカルツアーに参加そして優勝したのですが、この道を選択しなければ世界選手権への参加資格を得られなかったのです。
今回この優勝報告のため南さんはご両親と共に、市原市を表敬訪問したのですが、この訪問を迎え入れたのは小出市長ほか林教育長、加茂学園の積田校長の皆さんでした。終始和やかな報告会の中、ご両親からは愛美さんの成長を願い、今年1月に市原市へ移住してきたとのお話がありました。
現在はブリック&ウッドクラブをホームコースにしており、朝の登校前に行う素振りとパッティング練習、そして帰宅後の練習と、環境的には素晴らしいものになり、移住は大正解だったとしています。ご本人曰く「つまずいたら常に自分で考える様にしている」との事ですが、グリーンパパママの出番を極力少なくしようと努力しているご両親でした。
今回優勝した事で愛美さんは、18歳までのシード権を確保しました。この大きなアドバンテージをもって、来年も優勝を目指したいとしています。市側も出来る限りのバックアップをして行きたいとしており、『ゴルフの街いちはら』の動向は今後も大いに注目されます。