川越グリーンクロスは2023年12月31日をもって閉場へ

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 埼玉県の川越グリーンクロスを経営していますPGMプロパティーズ(株)は2023年5月31日、同ゴルフ場を本年12月31日をもって閉場する方針である事を明らかにしました。

 此れは同ゴルフ場が荒川河川の中のゴルフ場であり、荒川河川を管理する国(国交省)より土地の使用許可を得て、此れまで営業して来ています。今回管理者である国は荒川河川の整備計画の一環から、当該地を含めた地域で「荒川第二・第三調整池整備事業」を行います。

 工事の基本理念は、河川氾濫によりもたらされる周辺住民への被害を、未然に防ぐ事です。この整備計画が国により具体的に着手され始めた事から、当該ゴルフ場では現状を維持出来ない為に閉場する訳ですが、ではこのクラブの会員、その処遇はどうなるのでしょうか。

 当該クラブによる会員への基本的対応は下記の通りです。
■ 退会を希望する会員へは、預託金の返還を適時適切に行う。
■ PGMグループの他クラブへ移籍の場合、優遇措置を設ける。

 いずれにしても荒川河川一帯には当該ゴルフ場以外、多くのゴルフ場が存在していますので、それらのゴルフ場も必然的に、何らかしらの対策を求められます。各ゴルフ場の今後の動向が気になると共に、多くのゴルファーが影響を受けるものと思われます。