ゴルフ場に於けるコロナ対策は新たなフェーズへ

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 一社)日本ゴルフ場経営者協会と公益社団法人日本パブリックゴルフ協会は連名にて、新型コロナ感染防止ガイドライン9版を、3月に入り加盟企業や団体へ発出しました。

 此れは政府の基本的対処方針が3月13日及び5月8日から、大きく変更される事に伴う措置で有り、その基本的な考え方を徹底させたいと言う2団体の主旨からです。マスクは此れ迄も郊外の非密集地では、着ける必要が無い事を厚労省は盛んにPRして来ました。

 そして此れが3月13日をもって全くの自由となるのですが、日本では花粉アレルギーのプレーヤーが多い事から、3月下旬まではマスクを手放せない方が多く居られる事と思います。この事から一般的社会風景は、此れ迄と大きな違いを見出せないものと思われます。

 2020年1月から2023年5月迄の足掛け4年間、コロナ感染状況や感染症に苦しみ、そして多くの事を日本人は学びました。2020年2月に厚労省から発出されたコロナ分類は、2類でしたが同時に「しかしながら1類相当の対応を求む」との厳しいものでした。1類とはペストやエボラなど、感染した場合ほぼ七割の確率で死亡すると言われているものと、同様の対応を求められたのです。

 新型コロナが未知の領域のもので有るが故に、当初はこの様な対応に違和感は少なかったものの、時間の経過と共に人々は様々な経験から多くの事を学び、新たな在り方を模索しはじめて居ました。そして今年5月に新型コロナの分類が、2類から5類へ変更される為、社会が大きく変わろうとしています。実質的には今月中旬より、新たな日常を取り戻せる様に成るのです。

 この動きに合わせゴルフ場に於いても、新たな対応が求められてくると思われます。スポーツは健康でなければ取り組めない訳ですから、手洗いやうがいを励行し、楽しくゴルフに取り組める、仲間と喜怒哀楽を共有し生きている事の喜びを感じられる、その様な新たなフェーズへ期待したいものです。