「2022年度JGJA大賞」の授賞式が、2023年1月31日東京都調布の東宝調布スポーツパークにて開催されました。今回ノミネートされた8人3団体の中から受賞したのは、JGAナショナルチームヘッドコーチのガレス ジョーンズ氏でした。
受賞理由は「畑岡奈紗、金谷拓実、中島啓太と言った選手たちをアマチュア優勝へ導いて来た功績を称える」もので、「日本のナショナルチームのレベルアップに寄与し、世界に通用する数々のプレーヤーを育て上げた」その功績は、計り知れないものが有ったからです。
今回ガレス氏はオーストラリアへ帰国中と言う事から、ガレス氏とは旧知の仲で有り、またJGAオリンピックゴルフ競技対策本部強化委員会・女子コーチと言う立場から服部道子氏が、代理受領されました。ガレス氏のコーチング術を身近に観て来た服部氏によれば、選手の課題を共有化し共に解決策を見出して行く姿勢が、個々の選手から受け入れられ成長へつなげられたとの事。
ガレス氏教え子の具体的な結果は、アマによるプロ競技での優勝へと繋がっていくのですが、無形のものとしては「海外へ遠征した時、各選手が外国選手に対し物怖じせず、堂々とふるまっている」、この点が最大の成果では無いかと語る服部氏ですが、ご自身海外での大きな成果を得ているだけに、説得力のある説明だったと言えます。
世界に伍して行ける選手を育成する、そのガレス氏コーチング術の素晴らしさは、これからも数多くの名プレーヤーを輩出して行くものと思われます。