JLPGAでは脱炭素社会実現へ向け、トーナメントでも木材を使用

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 一社)日本女子プロゴルフ協会(以下JLPGA)では、2022年11月24日(木)に開幕を迎えます『リコーカップ』にて、従来のアルミ製観戦スタンドに代え、木製スタンドを導入する事になりました。

 このスタンドは宮崎県産のスギ材を100%使用し、1番ホールと18番ホールそして練習場に設営されます。今回JLPGAが木製スタンド導入に至った理由は、同協会のSDGs推進プロジェクトの一環であり、2050年にカーボンニュートラル社会を実現すべく、活動している日本政府へ足並みを揃えるものです。

 今回JLPGAによるスギ材導入にあたり、2022年10月31日に宮崎県庁に於いて、「宮崎県産木材利用促進協定締結式」が行われ、宮崎県知事の河野俊嗣、(株)リコー・社長の山下良則、宮崎ゴルフ(株)・社長の菊池克賴、耳川広域森林組合長の平野浩二、JLPGA会長の小林浩美の5氏が出席し調印式を済ませました。

 JLPGAでは来年以降開催のトーナメントにて、開催地域の木材を使用し、観戦スタンドを設営して行く予定としています。なお今回使用します120立方メートルのスギ材では、CO2量を約70t削減出来る見込みとしています。日本全国を転戦するゴルフトーナメントに於いて、地域社会との協力と共生無くして、ツアーの繁栄も又無いのだと言えます。