カメリアヒルズCCはトーナメント開催と共に難易度を高め成長

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 JLPGAツアーのアースモンダミンカップ開催会場として知名度の高いカメリアヒルズ・カントリークラブ(千葉県)では、ツアー開催を念頭にしたコース改修を、ここ数年間手掛けて来ています。

 此れは主催者であるアース製薬株式会社の意向も有り行われていますが、年々コース難易度を高める事で、試合に緊張感とスリリングさを持たせ、見る者の満足度を高めたいと考えているからです。些細なプレーヤーのミスでも、試合展開が一変してしまう様な、見る者を釘付けにしてしまう、その様な舞台を望んでいるのだろうと思われます。

 ゴルフ場発足時は法人接待用を主なコンセプトにしていた訳ですが、2012年にトーナメントの舞台になるや今日まで、少しずつそして確実に魅力あるコースへ変貌して来ています。ある意味トーナメントが、コースを成長させているとも言えます。

 コース内44ヶ所にも及ぶバンカー改修と砂の入れ替え、更には16番ホールに於けるIPポイント周辺のバンカー拡張やグリーン改造、此れら一連の改造で16番は最難関ホールと成りました。この様な過去の工事と共に今年2022年は、2番ホールのグリーンを改造しました。

 この2番ホールのグリーンは池に向かって傾斜を付けており、今年のトーナメントでは傾斜地にカップを切った為、ショートアイアンでの強烈なバックスピンでは、池にボールが吸い込まれてしまう設定になったのです。様々な要因は有ったものの、4日間のトーナメントが終了した時点で、アンダーパーは79人中6名でした。

 綺麗なコースと言うイメージだけでは無い、カメリアヒルズ・カントリークラブの今日の姿を紹介させて頂きました。