KG108倶楽部は名義書換料を改定へ

  • 投稿日:
  • by

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 共通会員権のKG108倶楽部は、2021年6月1日より全会員種別の名義書換料を改定しました。その概要は下記の通りです。

会員種別 改定前(税込) 改定後(税込)
正会員 275,000円 110,000円
平日会員 154,000円 55,000円
週日会員 154,000円 55,000円

 コロナ不況により、一時的にせよ年会費を値上げする名門クラブが多い中、当該倶楽部では逆に値下げしました。この狙いはやはり、当該会員権の名義書換を促進させたいと言う、会社側の思惑からです。当該倶楽部では会員の高齢化から退会者が多く、この流れを会員権市場での流通へ誘導したいと考えています。

 当該倶楽部の経営会社は、2004年3月に民事再生法の適用を東京地裁へ申請し、同年11月には再生計画が認可決定されました。この時当該会員権の包括対象は、鹿沼CC、鹿沼72CC、富士御殿場GCと言う3コースです。現在富士御殿場GCは法的整理により、PGMグループの御殿場東名ゴルフクラブへと変更されましたが、利用契約は現在も厳然と生きております。

 当該倶楽部曰く、何時PGMグループからこの契約に関する見直し案が提起されるか分からない状況の様ですが、少しでも会員権の魅力を多くのゴルファーへ訴求して行きたい、今改定はその為の値下げ措置です。3コースそれぞれのクラブ競技へ共通会員は参加出来ない事から、利用権としての魅力に限定されますが、友人知人同士でゴルフを楽しみたい方々に向いていると思われます。

 お問い合わせ先は、鹿沼グループ会員部(TEL 0289-71-1050)です。