2021年6月4日「プラスチック資源循環促進法」が、参院本会議で可決され成立しました。施行は2022年4月です。この法律の基本理念は海洋環境の保全と、地球温暖化の防止ですが、事業者にもそして消費者にもそれなりの対応を求めています。
事業者及び消費者は、プラスチック製品をなるべく長期間使用し、過剰な量の使用や廃棄を抑制しなければなりません。そして排出は、分別する必要があります。この事により、プラスチック製品の有効利用及び再利用が進み、地球環境を守り循環型社会が実現されて行く事に成ります。
ところで身の回りの物を見るならば、ありとあらゆるものがプラスチック製品で出来上がっている関係上、これを全否定する訳には行きませんので、出来る範囲で取り組んで行く必要があるのだと思われます。レジ袋の有料化同様、少しづつ変化して行くのではないでしょうか。
ところでこれをゴルフ場で観てみるならば、歯ブラシやスコアカードをつける鉛筆、コイン型マーカーや風呂場のビニール等が、対象になるものと思われます。歯ブラシの再利用は衛生上困難で有る事から、いずれ『MY歯ブラシ』を携帯する様な時代が、到来するのかも知れません。
慣れ親しんだ社会が変わる事は、苦しみも伴いますが、上手に適応して行く必要があるのだと言えます。