水海道ゴルフクラブでは料金の精算をキャッシュレスで

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 茨城県の水海道ゴルフクラブでは、2012年10月より新会員制度が発足しました。パブリックとして出発した当該ゴルフ場ですが、1987年には法人会員制へ切り替え再出発しています。そして時代の変化と共に、個人会員をも受け入れる方向へ舵を切ったのが、新制度の始まりです。

 この年より当該クラブの正会員であれば、来場時のプレー代金をキャッシュレスで清算する事が可能になったのです。これは単にクレジットカードでの清算と言う事では無く、会員の預託金より利用金額を差し引いて行くと言うシステムによるものです。

 当該クラブへの入会時、定められた預託金額を正会員であれば、全員納入しています。この金額からいくらデポジットするかを、事前にクラブと会員相互で取り決めをしておきます。そして1回のプレー代金がこの金額の範疇で有れば、そこから差し引く形で清算出来ます。つまりサイン一つで済ませられるのです。

 此れがキャッシュレス清算です。将来このデポジット金額を使い切り、更にクラブからの退会を選択せざるを得ない場合、残りの預託金がクラブより会員へ、返却されると言うスキームに成ります。とてもスマートですが、ある意味クラブ側に体力が無ければ、出来ない話とも言えます。

 日銭商売が基本であるゴルフ場経営に於いて、その日に入って来る予定の現金が入って来ない訳ですから、誰彼と追随出来る話では有りません。常に時代の動きを敏感に捉え、群れる事無く最先端を走る当該ゴルフ場は、とてもクールです。