神奈川県の清川カントリークラブでは口数限定で、男性名義の会員権を取得した女性の入会を、認める事に成りました。これは2021年4月18日に開催された同クラブ理事会にて、決議された内容です。
当該クラブに於ける女性の入会は、女性名義の会員権を取得後に、入会申請が可能と言う原則が有ります。しかしながら2021年に入り女性会員数の減少が顕著となり、確認出来る在籍数は正会員が128名、平日会員が142名です。当該クラブで定められた会員数は、女性の正会員及び平日会員共に150名です。
この会員規則に定められた定数を鑑み、今回認められた正会員数は19口、平日会員数は6口です。この口数に限り女性の入会を認める事になったのです。ではそもそも何故に女性会員数が減少するのかと言えば、女性会員権を男性名義へ書き換えてしまうからです。
女性会員が会員権の売却を検討した時、女性の買い希望が市場に無い状況で、男性への譲渡を視野に入れるのは当然とも言えます。女性名義会員権のプレミアム的価値を無視してでも換金したい時、その様な行動は致し方ないのだと思われます。
今回この「女性会員不足定員補充」に付いて、開始は2021年8月1日、そして締め切りは2022年2月1日までとしておりますが、基本は先着順です。かねてより入会を検討していたのであれば、いち早い対応が求められます。売り情報が無いと成れば、途方に暮れるばかりですから。