静岡県の伊東カントリークラブは、2021年4月1日にバンリューゴルフグループの一員と成りました。同グループにとり13番目、関東では栃木の東ノ宮カントリークラブ、群馬のヴィレッジ東軽井沢ゴルフクラブに次ぐ、3番目のゴルフ場と成りました。
これは当該ゴルフ場を経営する株式会社伊東カントリークラブの株式を、親会社である日立造船株式会社が株式会社バンリューゴルフへ、譲渡した事によるものです。この事から同日鎌屋樹二氏より中西高之氏へ、代表者が変更になっています。
新代表者によれば、今後は幅広く多くのゴルファーに親しまれる料金体系であったり、食事にも肉類を多く取り入れた特色のあるメニュー構成を考え、来場者により喜ばれる運営をして行きたいとしております。そして数年先には、35,000人ほどへ年間集客数を伸ばすのが、当面の短期的目標との事。
ところで日立造船の広報によれば、「環境が変わり、事業会社がゴルフ場を保有することが一般的とは言えなく」、また「ゴルフ場運営事業に関するノウハウ・知見を保有しておらず、伊東CCに対して事業上の援助を行うことができない」、この様な点を鑑みゴルフ場運営は、専門家に任せた方が最善との判断に至ったと思われます。
ところで昨年暮れから進展していた当該M&Aですが、当該ゴルフ場関係者によれば、スタッフの大半がプロパー社員で有り、この度の件でモチベーションは下がっていないとの事です。