茨城県の茨城ゴルフ倶楽部の新支配人へ、2021年1月青木則明氏が就任しました。青木氏は安達建設株式会社のコース管理本部長と言う役職も、同時に合わせ持つ事になりましたので、グループ全体のコース管理も行っていくのだと思われます。
青木氏は九州の古賀ゴルフ・クラブに於いて、日本に於ける初のバミューダグラスであるミニバーディを、サブグリーンへ導入した事で大変有名になりました。それは氏が2004年にスーパーインテンデントとして古賀GCへ就職し、間もなく開始した事業でもあります。
振り返れば氏が九州大学大学院で農学博士の資格を取得し就職した先が、財団法人西日本グリーン研究所(福岡)で有り、そこでの芝生に関する研究が大きく寄与し、ミニバーディ導入へ至らしめたのだと思われます。
古賀GCでは過去3度、日本オープンが開催されており、氏はその内2回を経験しております。3度目の開催が2019年でしたから、ついこの前の出来事の様に思えます。この大会終了後の昨年、以前より懇意にしていた安達建設社長より、芝に関する相談と転職のお話があり、氏は円満退職をもって関東へ移ってこられました。
青木氏は古賀GCに於いてコース管理に関する実績を残し、更に支配人としてクラブ運営についての見識も深められて来ました。ゴルフ場経営の要とも言えるこの二つのスキルを備えた人材として、今後茨城GCのみならずグループコースで手腕を発揮されていく事と思われます。