今回日本人選手8名が参戦した『ZOZO CHAMPIONSHIP@シャーウッド』、その戦いの結果は現地時間夕方の5時7分(日本時間26日9時7分)に、パトリック カンタレイ選手が23アンダーで優勝を遂げ終戦しました。
此れ迄幾多の日本人選手が、米国へ居を構えPGAツアーへ挑戦して来ています。単年でどれだけの日本人選手が、ツアーを転戦したかと言えば、わずか数名でしか有りません。現在では松山英樹選手がシード選手としてほぼフルに戦っており、そこへ小平選手が可能な限り加わると言うのが流れです。今回は此処へ6名の日本人選手が、スポット的に加わりましたが結果は下記の通りです。
選手(あいうえ順) | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 |
石川 遼 | 64位T | 48位T | 48位T | 63位T |
今平周吾 | 73位T | 48位T | 39位T | 66位T |
金谷拓実 | 39位T | 35位T | 25位T | 41位T |
小平 智 | 17位T | 14位T | 20位T | 35位T |
関藤直煕 | 51位T | 77位 | 76位 | 75位 |
星野陸也 | 17位T | 40位T | 68位T | 72位T |
堀川未来夢 | 69位T | 73位T | 74位 | 66位T |
松山英樹 | 39位T | 61位T | 48位T | 28位T |
かつて石川遼選手がPGA TOURを撤退する時に、「常に5~6名の日本人選手が戦っている状況が有ればもっと成績を出し易い」と語っていたのですが、常にアウエー感覚で転戦するよりは、その方がより結果を出ると考えていたのだと思われます。
丸山茂樹選手がPGA TOURで初優勝した折に、「アイ ライク ハンバーガー」とコメントし、米国人ギャラリーのご機嫌を伺ったのは今だ記憶に新しいのですが、石川選手は米国のカラーに染まりながら優勝を目指すのでは無く、日本人村を持ち込む事で勝利が身近に成ると感じたのだと思われます。
それぞれの選手が優勝を目指す方程式は、様々だと思われますが、今回はいみじくも石川方式が的を得ていた様で、また予選落ちが無いと言う特典付きですから、日本人選手も成績のアップダウンは有ったものの、それなりの活躍が出来たのではないかと思われます。
更なる活躍を期待したいものです。