荒川河川敷ゴルフ場は将来コースレイアウト変更の可能性有り

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg PGMプロパティーズ株式会社の川越グリーンクロスは2020年9月に入り、将来同ゴルフ場のコースレイアウトが、大きく変更される可能性がある事を明らかにしました。

 これは国交省が進めている「荒川直轄河川改修事業(第二調整池、第三調整池)」の関係からですが、昨2019年2月28日の同省資料によれば、2030年にはこの事業を完了する予定としております。この事から影響を受けるであろうゴルフ場にとっては、早目の対策が求められていました。

 その対策の一環として当該ゴルフ場に於いては、新規入会者に対し「コースレイアウトが将来変更になる事を了解」した上で、手続きを取って欲しいとしております。ゴルフ場そして会員、この両者間で禍根を残さない為にも「承諾書」なる書類を持って、将来に備えたいとしているのです。

荒川河川ゴルフ場.jpgのサムネイル画像
荒川河川沿いに白く見えるのがゴルフ場:提供国交省

 荒川河川をまたぎその両側には、多くのゴルフ場が点在しております。そしてその多くが国交省からの占有許可を得て、今日営業活動を行っている訳ですが、この度の改修工事が本格化する事により、この営業活動が大きな曲がり角を迎えようとしております。

 此れ迄既に今年の7月に入り大宮国際カントリークラブに於いては、既に早目の新規入会者対策を打ち出しておりましたが、川越グリーンクロスは此れに続くものとなりました。更に影響を受けざるを得ないゴルフ場は、ノーザンCC錦ヶ原ゴルフ場であり大宮カントリークラブだろうと推察されます。

 此れ迄多くの地域住民を中心としたゴルファーへ、ゴルフを通じ健康増進とコミュニティを提供して来たこれ等ゴルフ場ですが、今後の在り方が今まさに問われています。