COVID_19の影響により開催時期が不明確だった2020年の4大メジャートーナメントですが、現地時間の4月6日それぞれの関係機関より、変更内容が明らかにされました。その概要は、下記の通りです。
メジャートーナメント | 当初の予定 | 変更後の日程 |
マスターズ | 4月09日~12日 | 11月12日~15日 |
全米プロ | 5月14日~17日 | 8月6日~9日 |
全米オープン | 6月18日~21日 | 9月17日~20日 |
全英オープン | 7月16日~19日 | 中止 |
PGA TOUR 2019年~20年シーズンは、9月7日に最終日を迎えるツアーチャンピオンシップが、最終戦となります。日程的にはこの後に、全米オープンとマスターズが組み込まれた事になります。
マスターズが開催されます11月は、恐らく2020-21シーズンが開幕している事と思いますので、今回明らかにされたスケジュールは、苦肉の策とも言えるものです。しかしながら此の点には、可能な限り開催すると言うPGA TOUR の強い意志、姿勢も感じられます。
なお全英オープンの中止は、過去1871年と2度の世界分割戦争時のみであり、その最後の中止が1945年である事を考えると、75年ぶりと言う事になります。
この様なメジャートーナメント開催の動向を見ると、コロナ禍の及ぼす影響が甚大である事を痛感させられる反面、それに立ち向かうゴルフ界の知恵と勇気も又感じ取れます。