愛知県の京和カントリー倶楽部では、2019年12月29日から31日迄の3日間、同ゴルフ場レストランが営業停止になりました。これは豊田市保健所による措置であり、原因はノロウイルスによるものです。
同ゴルフ場レストランにて食事をした利用者より、12月28日所轄保健所へ下痢や嘔吐更には発熱の症状が有るとの届け出がありました。これを受け同保健所は、即同ゴルフ場への検査に着手したのです。
この結果レストランスタッフ2名より、ノロウイルスが検出されたのです。この保菌者から調理した料理へ、ウイルスが混入したと見られております。これを受け同ゴルフ場では28日当日、自主的そして速やかにレストラン営業を自粛しましたが、状況から所轄保健所は「食中毒」と判断し、翌29日より営業停止処分にしました。
12月31日には処分解除を受けるものの、高名なフレンチシェフのもと、「食」に力を入れていた同ゴルフ場のショックは、大きかったと言えます。同ゴルフ場によれば12月21日から28日迄の利用者中、何らかしらの症状を発症していた方が、84名確認出来たとの事です。今後「被害者へは誠意をもって対応する」としております。
更に再発防止へ向け、1.在庫食材の廃棄 2.調理器具などの洗浄と消毒 3.スタッフの健康管理 4.スタッフの手洗い徹底 5.スタッフへの食品衛生教育の徹底などを行って行くとしております。支配人曰く「ゼロからの出発」であり、信頼回復へ向け全力を尽くしたいとしております。