相模湖カントリークラブでは3月より年会費を改定

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相模湖CC_tact.jpg 神奈川県の相模湖カントリークラブでは、2020年3月より年会費を改定します。これは2019年12月11日に開催された理事会にて、会社提案を受け入れて頂く形で決議されました。

 正会員は15,000円、準会員と平日会員はそれぞれ1万円を値上げする事になりますが、昨年の12月下旬には全会員へ書面にて告知を済ませております。その概要は、下記の通りです。
・正会員  33,000円(税込)⇒49,500円(税込)
・準会員  27,500円(税込)⇒38,500円(税込)
・平日会員 22,000円(税込)⇒33,000円(税込)

 当該倶楽部による会費値上げの背景には、昨年の台風被害が有ります。2019年10月12日台風19号の上陸は、当該倶楽部へも甚大な被害をもたらしました。進入路付近数箇所に於ける土砂崩れは、同日より11月22日までの42日間、ゴルフ場をクローズせねばならない状況へ追いやられたのです。

 2019年11月23日以降、ゴルフ場をオープンし営業へこぎつける事は出来ましたが、2020年1月中旬の現在に至っても復旧工事は継続しております。今回の被害額は数億円にのぼるものと予想されており、年会費の値上げから得られる増収分に付いては、工事費用の一部に充当されます。

 現在当該倶楽部で進められている工事は、単なる復旧工事にとどまらず、防災の観点からも進められています。なぜならば恐らく今年も又自然災害は、起こり得る可能性が有るからです。なお当該倶楽部では経年劣化により設備や施設関係についても、同時に修繕工事を行っているとの事です。

 会員制ゴルフ場の持続可能性を考えた場合、会員の協力無しに事業の継続は困難なのだと言えますが、当該倶楽部では工事の完了を数年先へ見据え行っています。