クラウド管理へ移行したPGMの一例をセゴビアGCに見る

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 PGMグループは2019年8月20日より、クラウドを利用した一元管理へ移行しており、本社とゴルフ場現場の事務手続きが、統一した思考の基に効率化しております。その具体的な例を、茨城県のセゴビアゴルフクラブ イン チヨダの名義書換手続きにて、見る事が出来ます。その概要は下記の通りです。

   書類 2019年8月19日以前   2019年8月20日以降
證券裏書 裏書き欄が有ろうとも不要
委任状 空白無き様必須要件
紛失届 一切不要
口座振替用紙 入会承認後提出 入会申請の絶対要件
名義書換申請書 従来通り
住民票 住所変更確認の為要 一切不要(提出無き様)

 名義人は自らの会員権を売却時に、証券への裏書は一切不要と成りました。これまでの裏書譲渡のシステムが一変し、その都度名義人の新証券が発行される事に成ったのです。これは預託金を有していようが無かろうが、全くその点は問題が有りません。

 会員の年会費は口座振替により、その都度定期的に引き落とされるもので、これまでは入会承認後にクラブより、新名義人へ手配されておりましたが、今後は入会申請時に必須要件と成りました。例えどの様な事情が有ろうともです。

 これまで当該クラブ会員権を売却する名義人が、クラブへの住所変更届を怠っていた場合、住民票を添付する事で旧住所と新住所イコール印鑑証明書で確認出来る住所を照合しておりましたが、今後は住民票の添付を不要としております。いやそれどころか拒否に等しく、絶対に受け取らないとしております。

 今回の変更から読み取れるPGMグループの思想は、より簡易にそしてよりスピーディに、この言葉が何よりも適当なのだと言えます。また何よりもコンプラを重視した姿勢が、如実に表れています。この度のシステム統一化で、現場担当者のさじ加減、裁量の範囲はより小さくなったと言えます。