伊豆にらやまカントリークラブは完全セルフ営業へ移行

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伊豆にらやま_tact.jpg 静岡県の伊豆にらやまカントリークラブでは、2020年1月1日より営業スタイルを完全セルフへ、移行させる事に成りました。これはかねてからの会社方針との事ですが、キャディさんに付いては自然減少にともない、12月現在1名のみが在籍しています。

 このラウンドスタイル変更についてクラブでは、2019年10月の会報にて会員へは告知済みとしております。この変更に合わせ料金体系も下記の様に変化します。ゲスト料金は年間を通じバラツキがある関係から、トップシーズンの最高値を掲載しました。

曜日 会員(昼食・税込) ゲスト(昼食・税込)
土曜日、日曜日、祝日 8,500円 13,800円
平日 6,500円 7,500円

 この度の完全セルフへの移行は、経営会社にとって合理化の観点からだと思われますが、ある意味「社交」と言うソフトのサービス面を捨て、プレーのみに特化して行く事で、生き残って行こうとするものだと思われます。

 この姿勢は上記料金に食事代が、含まれている事からも理解出来ます。これは幾つかの美味しい定番メニューを用意する事で、価格のバラツキを防がないと成り立たないからです。利益率が悪く尚且つ日持ちの悪い高級な生食材を用意し、まるで一流レストランの様な振る舞いは不要なのです。

 この完全なる方針転換により今後プレーヤーから求められるのは、コースメンテナンスのクオリティです。かつて1985年の関東プロ選手権に於いて、中嶋常幸と鈴木弘一両選手による息詰まった戦いは、名勝負として未だ色あせるものでは有りません。素晴らしいメンテナンスを、今後も是非提供して欲しいものです。