プロゴルファー・笠りつ子氏より10月31日に届いたお詫び

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TACT-CHARA_22.jpg 2019年10月24日~27日までの4日間、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部を舞台に開催されたLPGAツアー『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』に於いて、某女子プロゴルファーがゴルフ場関係者へ暴言を吐いたとして、問題視されておりました。

 クラブハウス内浴室に於けるバスタオルの貸し出しについて、自らの希望通りに成らない事から、その女子プロはゴルフ場スタッフへ、『頭が固い、死ね』などと発言したとされておりました。当日解説者の立場で同ゴルフ場に居合わせた、ゴルフ界のレジェンド的存在の岡本綾子氏がこの事を聞きつけ、LPGA関係者へ注意喚起していたのです。

 これを受けLPGA会長の小林浩美氏が、メディア関係者を通じ「事実であり、お詫びします」と謝罪の報告をするも、その後は「更に確認中」との事から、当該事件に関する進展が待たれていました。その間犯人捜しの情報がインターネット上で氾濫し、事態は一向に鎮静化する事無く、今日に至っておりました。

 そして本日10月31日正しく当事者である笠りつ子氏ご本人が、『謝罪文』をマネジメント事務所・株式会社ゾーンを通じ、報道関係者へ一斉配信されたのです。某女子プロとは、笠りつ子プロの事だったのです。謝罪文はご本人の手書きによるものですが、下記下線内はそれを忠実に再現したものです。


マスターズGCレディース会場での不適切な発言に関するお詫びと今後の活動についてのご報告

 この度、一部新聞などで報じられている通り、「マスターズGCレディース」の会場におきまして、私の不適切な発言により、大会主催者、コース関係者の皆様が不快な思いをされた事は事実です。決して言ってはいけない言葉であったと深く反省しており、当該週に大会主催者ならびにコース関係者の方に、誠意を込めて謝罪させていただきました。

 今回の私の不適切な言動により、女子プロゴルフの大会に携わっていただいている全ての主催者様、開催コースの皆様関係各位の皆様、LPGA関係者の皆様、選手の皆様、そして日頃から女子プロゴルフを応援してくださっている全てのゴルフファンの皆様に対しまして、多大なるご迷惑をおかけし、失望させてしまったことを、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

 本来であれば、直接皆様の前でお詫びとご報告をさせて頂きたいところですが、現在、LPGAコンプライアンス委員会において調査が行われていると承っておりますので、LPGAの処分が決定されるまでは、差し控えさせていただきます。LPGAの処分が決定され次第、皆様の前で改めてお詫びとご報告を申し上げます。

 また、今後の活動に関しましては、当面の間、ツアーへの出場は自粛させていただきます。どのような処分が下されても、全てを受け止め、深く反省し、プロゴルファアーとして、人として、自分を見つめ直し、真摯にゴルフに取り組み、感謝の気持ちを忘れずに、プロゴルファーを目指す子供たちのお手本となれるよう努力していきます。

 最後に、ゴルフを愛する全ての人を裏切ってしまいまして、本当に申し訳ございませんでした。

2019年10月31日
プロゴルファー 笠 りつ子


 今後はご本人による公式の席上での説明とお詫びが、何よりも求められると言えます。