2019年10月18日~20日に千葉県の東急セブンハンドレッドクラブで開催されたLPGAツアー『富士通レディース』に於いて、アマチュアながら見事に優勝を果たした古江彩佳(フルエ アヤカ_19)選手は、優勝時に公言していた通りプロ宣言すると共に、10月23日LPGAへの入会申請が認められ、晴れてLPGA会員に成りました。
これはアマチュア選手がツアー優勝した場合、本人が望めばプロテストが免除されLPGA会員に成れる制度からです。この優勝により2019年と2020年のツアー出場権を獲得しており、古江選手のプロ転向後第1戦は、11月1日に開幕しますLPGAツアー『樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント』です。
これに先立ち10月29日、同選手はブリヂストンスポーツ株式会社(以下BS)とのゴルフ用品使用契約を済ませると共に、都内BS研修センターに於いて記者会見を行いました。気になるのは古江選手が使用するボールやクラブですが、どの様なものに成るのでしょうか。
古江選手使用ギアリスト | |
ドライバー | BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-3 |
FW | BRIDGESTONE GOLF TOUR B JGR(3W/5W/7W) |
HY | BRIDGESTONE GOLF TOUR B JGR(H4/H5) |
アイアン | BRIDGESTONE GOLF TOUR B X-CB |
ウエッジ | BRIDGESTONE GOLF TOUR B XW-1 |
ボール | BRIDGESTONE GOLF TOUR B XS |
上記内容はクラブ関係ですが、その他グローブやシューズに至るまでほぼ全てを、BSが古江選手をバックアップして行くとしており、会見に臨んだBS社長の望月基(モチヅキ モトイ)氏は、「中一より共に歩んで来たが、今後は夢や感動を与えられるアスリートになって欲しい」と語ったのです。
またこの記者会見に同席した古江選手の出身校である滝川第二高等学校ゴルフ部の角谷真吾(カクタニ シンゴ)監督は、「国民から愛されるプロになって欲しい」との希望を述べたのですが、様々な関係者から寄せる期待度の大きさが、にじみ出ていた会見と成りました。
これを受け古江選手は色紙に「笑顔、感動」と抱負を記し、笑顔は常に心掛けている事であり、感動は『富士通レディース』の優勝同様に、今後のプロ活動を通じ大きなものを届けられる選手になって行きたい、と締めくくったのです。