「森六」(もりろく)とは聞き慣れない商号ですが、そのルーツは1663年までさかのぼる事が出来、2019年の今年創業356年目を迎えます。明治元年が1868年ですので更にその205年前、初代・森安兵衛が阿波国(現在の徳島県)で藍と、その肥料である干鰯(ほしか)の商売を始めたのが原点です。
江戸時代に端を発する300年企業「森六」は、現在森六ホールディングス株式会社として傘下のグループ企業を束ねると共に、その株式は2017年東証一部へ上場を果たしております。森六ホールディングスではこれまでの歴史を振り返り、「その時代ごとにニーズを汲み取り、商品の供給、製造を通して価値を創造してきた」(下線は会社案内より引用)としております。
約350年に渡り常に社会の求めるものを供給して来た「森六」ですが、それは今森六ホールディングスとして女子プロゴルファーの山路晶(やまじ あきら)プロを支援する事で、その存在感を今一歩高めようとしております。既に同社は先週の9月20日(金)に、山路選手と所属スポンサー契約を締結済みです。
山路選手は1998年生まれですので、今年21歳に成りました。同選手はジュニア時代の2010年と2012年更に2013年、東北ジュニアゴルフ選手権で優勝しております。宮城県の東北高等学校を卒業後、2018年のQTランキングで34位と成り、今年前半のツアーへ参戦しております。第1回目のリランキングでは24位と健闘するものの、今週のミヤギテレビ杯後の第2回目リランキング次第では、今後の7試合への出場が微妙に成ります。
山路選手の後半戦の活躍に期待が寄せられると共に、同選手を支援する森六ホールディングスもまた共に羽ばたこうとしています。なお同社ではスポーツ選手の支援は、この度の山路選手が初めてとの事です。