2019年8月27日(火曜日)~30日(金曜日)までの4日間、茨城県の静ヒルズカントリークラブに於いて、2019年度公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)による資格認定最終プロテストが行われました。その結果、3オーバー50位タイまでの51名が、見事難関を突破しました。
今年のプロテストの特徴は、1.プレ予選から這い上がって来た選手が多かった事、2.40代以上の選手が21名おり、昨年の8名をはるかに多かった事、3.外国人選手の受験者が9名と多かった事、この様な3点を上げる事が出来ます。
この様なプロテストでしたが、合格者の受験ステージと年齢構成、更に合格者数と受験者数の対比は下記の様に成っています。
ステージ | プレ予選 | 一次予選 | 二次予選 | 最終予選 |
受験者数 | 38名 | 14名 | 54名 | 38名 |
合格者数 | 21名 | 8名 | 15名 | 7名 |
年齢 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
受験者数 | 11名 | 91名 | 21名 | 13名 | 7名 | 1名 |
合格者数 | 7名 | 37名 | 1名 | 3名 | 3名 | 0 |
今回注目されたプレ予選から勝ち上がり合格した選手は、全合格者の約40%を占めており、正に実力者の証明に成ったのだと言えます。又外国人選手は、プロテストに出場した全144名中9名でしたが、その内6名が合格しております。更にその内3名が、50歳以上でした。
今後益々外国人選手によるプロテスト受験者が、増加して行くものと予想されますが、目指すところは日本のシニアツアーだと言えます。徐々に試合数、賞金額が増えて行くシニアツアーに、彼らは魅力を感じ出しているのだと思われます。