PGA TOURの2019-2020シーズンは、今年より3試合増え49試合に成ります。<ZOZO Championship>と<Bermuda Championship>の2試合が全くの新規であり、<A Military Tribute at tha Greenbrier>と<Houston Open>の2試合が復活します。
合計4試合が増えるものの、今年マレーシアで開催された<CIMB Classic>がなくなる事から、結果として3試合の増加に成ります。1年は52周と言う考え方からすれば、49試合となると1年間ほぼ毎週何処かで試合があると考えられます。
とは言えオープンウイークも幾つかあり、例えば2019年のアジア3連戦後の1周間、そしてオリンピック開催時の1週間などです。これだけの試合数を1年間で消化するには、重複する試合も当然あり、来シーズンで言えば5試合あります。例えばイギリスで全英オープンが開催される週には、同時にアメリカで<Barbasol Championship>が開催される予定になっています。
この様に見て来ると、PGA TOURに於いてオフシーズンなどと言う言葉は、ほとんど死語とも言えるものに、成っているのでは無いでしょうか。1年間を通じ試合を休んだ事が無い鉄人などとは、決して誉め言葉に成らないのだと思われます。それよりも上手に休みを入れ、自らのパフォーマンスを発揮出来る状態を作り上げて行く事の方が、選手にとってはとても大切なスケジュール管理なのだと言えます。
ところで今シーズンも間も無く終了します。今週のBMW Championshipで一区切りとなり、選ばれし30名により翌週のTOUR Championshipが戦われ幕を閉じる事に成ります。