京カントリークラブは2ホールを改造し6月リニューアルオープン

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京CC_tact.jpg 千葉県の京カントリークラブでは2ホールの改造を終え、2019年6月15日にリニューアルオープンしております。改造したホールは、12番と16番ホールです。

 この2ホール改造へ至った契機は、かつての12番パー4ホールに於いて、プレーヤーの打球が時として場外球と成ってしまう事でした。ある日突然飛び込んで来たゴルフボールに、怒りを覚える住民がいるのも当然です。この様な周辺民家への迷惑が許されるはずも無く、この根本的解決無しに地域住民との融和も有り得ない事から、この度の改造は始められたと言えます。

 2019年1月から始められた改造工事によりかつての12番パー4は、チャンピオンティから192ヤードと言う長めのパー3ホールへ、16番パー4ホールは池を絡めスリリングなパー5ホールへと変身しました。総ヤーデージは若干延び、チャンピオンティから6,595ヤードと成りましたが、コースレートに付いては今後再査定が必要と成っております。

 なお2ホールのグリーン芝種は、他の16ホールとの整合性をもたせる関係から、従来通りペンクロを採用しております。この改造について絵を描いたのは、当該クラブスタッフを中心にしたPGMグループであり、特段設計家へ依頼してはいないとの事です。ちなみに1990年の開場時、コース設計に当たったのは大洋緑化株式会社でした。