レイクウッドGC富岡コースをPGMグループへ譲渡

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富岡コース.jpg レイクウッドグループのレイクウッドゴルフクラブ富岡コースが、2019年10月1日同グループを離脱する事に成りました。これは7月18日PGMグループが一早く報道関係者へ、同ゴルフ場を取得する事に成ったとして、ニュースリリースを流した事により明らかになったものです。

 また一日遅れで株式会社レイクウッドコーポレーション(以下レイクウッド社)は、関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ同様の内容を連絡しております。この両者のニュースリリースを総合しますと、この度のゴルフ場譲渡は、株式譲渡によるM&A方式である事が解ります。

 本年8月1日にレイクウッド社の会社分割により富岡ゴルフ株式会社を新設し、そこへ当該ゴルフ場事業を継承させます。その後、新設会社の全株式をレイクウッド社は、10月1日(火)にパシフィックゴルフマネージメント株式会社へ譲渡するものです。

 この度のゴルフ場譲渡によりレイクウッド社は、神奈川県のレイクウッドゴルフクラブと平塚富士見カントリークラブ、山梨県のレイクウッドゴルフクラブ サンパーク明野コースの3コースを残すのみとなりました。

 これまでレイクウッド社は本年2月に千葉県の総成と大多喜の2コースを、やはりPGMグループへ譲渡しており、今回で3コース目と成ります。矢継ぎ早でのゴルフ場譲渡ですが、親会社にあたります日本土地建物株式会社によれば、『当社グループ全体の今後の事業展開、及び対象コースの更なる発展を総合的に検討した上での経営判断』、としております。

 本業回帰と言う事業方針の中で、レジャー産業などの異業種で寄り道をしている時間は無い、と同社は考えているのだと理解出来ます。通常営業でなかなか利益を出し辛いゴルフ場であるならば、それはその道のプロに任せた方が良いとの判断なのでしょう。

 この様な流れを見て来るならば、やはり気になるのはレイクウッドゴルフクラブ サンパーク明野コースです。グループの中でこのコースのみが、相乗効果の見込めないエリアにある事から、今後の動向を注視していく必要が有るものと思われます。