北海道の旧・茨戸CCはエムアール茨戸カントリークラブで再出発

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MR茨戸CC_tact.jpg 北海道の旧・茨戸カントリークラブは、現在エムアールアール茨戸カントリークラブとして、2019年8月5日にグランドオープンする事に成りました。同ゴルフ場は昨年10月末、旧経営会社による破産申請とその一連の手続きを経て、競売に付される事と成り、2019年4月に競落した株式会社北海道放射線管理センター(代表取締役:山川武)が現在経営しております。

 同社は1976年創業時からの放射線事業のみならず、2010年よりスポーツ事業へも取り組んでおり、その一つがインドアゴルフ練習場で有るエムアールゴルフセンターでした。地下鉄北24条駅より1分と言う立地の良さと、施設の充実さから地元ゴルファーに人気があります。

 当該ゴルフ場用地は河川敷と言う事も有り、新たに財務局から運営の許可が出たのは本年5月末でした。旧経営会社が破産に追い込まれた要因の一つに、昨年2018年9月6日に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」が上げられます。この震災による被害状況は、5月末まで手を付けられない状態でした。

 地割れと液状化状態は18ホール中15ホールにも及んだのですが、6月以降急ピッチで修復作業を行い、7月20日にはプレオープン出来る状態へ仕上がったのです。旧経営会社時の会員を若干の費用で同クラブは迎え入れており、この方々が同ゴルフ場に於ける約一年ぶりのゴルフを堪能出来る事と成ります。

 同ゴルフ場は北海道と言う地域柄、年間を通じ約5ヶ月間がクローズに成ります。しかしながら旧経営会社時代は、年間約28,000人を集客出来ていたとの事です。地元ゴルファーを中心に、大変人気のあるゴルフ場だと言う事が解ります。市内からの交通アクセスも申し分無く、ゴルファー待望のゴルフ場が戻って来たと言えます。