株式会社太平洋クラブは2019年5月22日、千葉県のパブリックゴルフ場である『八千代ゴルフクラブ』を取得するとして、同社広報のニュースリリースにて明らかにしました。
同社は2019年8月1日のこの日、現経営会社であるユニゾ不動産株式会社より経営権を取得するとしておりますが、取得方法がM&Aなのか会社分割による新設法人を取得するものなのか、詳細は現時点で未定の様です。
また太平洋クラブでは同ゴルフ場の体制を整えた後、速やかに同ゴルフ場を共通会員制システムへ組み入れたいとしておりますが、そのタイムスケジュールや内容も又未定であり、正しく現在作成中としております。なお同ゴルフ場の概要は、下記の通りです。
- 名称 八千代ゴルフクラブ
- 住所 千葉県八千代市米本2834
- 開場 1961年9月15日
- 設計 安田幸吉
- 種別 林間
- 面積 66万平方メートル
- 規模 18ホール/6,138ヤード/JGAコースレート69.4
なおユニゾ不動産株式会社によれば、『8月1日より運営が交代するのは事実であるものの、それ以外の詳細は未定』としており、経営権に関しては今も詰めの作業中である事を匂わせており、若干戸惑いも見れるのです。これらを総合するとこの度のニュースリリースは、太平洋クラブによるフライングだったのではと感じさせるものです。
太平洋クラブでは2014年4月に現体制へ移行時、国内に20コース体制を目指す事を当面の中期的戦略として位置づけておりましたが、この度の『八千代ゴルフクラブ』取得へ向けた動きは、正しくこの戦略目標達成へ向けた一貫と言えます。