千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブでは、女性の入会に付いて制限を設けております。その制限とは女性の会員数が、限定されている事です。これは定数が定まっていると言う事では無く、現会員数以上無制限に女性を受け入れない制限です。
例えば女性会員の会員権が男性へ譲渡され男性権となった場合、女性会員数が1名減少した事になります。減る事はあっても増える事のないのが当該会員権ですが、クラブによれば1970年代中頃より導入された制度との事です。
それでは2019年3月時点で、同クラブに在籍している全女性会員数は何名かと問うた場合、同クラブによれば約200名との事です。新規に女性が同クラブへ入会を希望する場合、この約200名の方の中から会員権を取得する必要が有ります。
しかし一口に女性名義と言っても会員種別は、多岐に渡っております。同クラブには袖ヶ浦コースと新袖コースを共に利用出来る共通正会員権、及び共通平日会員権が有ります。更に袖ヶ浦コース単独の正会員権及び平日会員権、新袖コース単独の正会員権と平日会員権が有りますので、これらを総合すると6種類の会員権がある事になります。
また女性名義と言えども、一代限定のものも存在します。それは相続継承手続きににより、男性名義から一時的に女性名義になっている会員権で、これは将来男性名義として扱われる事から、女性が取得しても名義書換が出来ません。この若干名在籍している会員数は、上記数字にはカウントされておりません。
会員権を取得するには一般的に会員権業者へ依頼する事になりますが、入会希望者は自らどの様な利用をしたいのか、良く精査し発注する必要が有ると言えます。会員権価格は以前ほどでは無いものの、やはり女性会員権は男性権に比べ割高になっているのが現状です。なお同クラブによれば女性会員の三割ほどが、会員家族で構成されているとの事です。