パシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)は、徳島県の『レオマ高原ゴルフ倶楽部』を譲渡するとして、2019年3月13日広報を通じて明らかにしました。購入するのは同じく徳島県で、産業廃棄物処分業を営む株式会社明和クリーン(代表取締役:楠本隆文)ですが、株式譲渡日は2019年5月31日を予定しております。
PGMグループによれば今回の譲渡締結は、明和クリーン側からの積極的アプローチで実現したものとしております。同ゴルフ場は冬期に降雪の関係から、クローズにしなければ成らない年があるものの、概ね経営は黒字を維持しており、特段PGMグループとして売却しなければならない要因は無かった様です。
この度のゴルフ場譲渡は、M&Aの手法をもって行われます。当該ゴルフ場を保有するPGMの連結子会社であるPGMプロパティーズ株式会社は、新設分割により山城ゴルフ株式会社を設立すると共に同ゴルフ場を継承させ、その新設会社の全株式を明和クリーンへ譲渡する手順で行われます。
同ゴルフ場は会員制であり、当然会員も存在しますし会員権も有ります。正会員権の名義書換料は、20万円プラス消費税です。この様な会員制組織のゴルフ場を取得する明和クリーンは、今後本格的にゴルフ場経営へ参入して行くのでしょうか。PGMグループによれば今後も同ゴルフ場の運営は、同グループによって行われて行くとの事です。
なおレオマ高原ゴルフ倶楽部の概要は、下記の通りです。
・所在地:徳島県三好市山城町大和川652
・連絡先:TEL 0883-86-2900 / FAX 0883-86-3188
・コース:18ホール_6,617ヤード_パー72
・設計者:大西宰士郎
・開場日:1993年10月17日