栃木県の都賀カンツリー倶楽部は、昨年の2018年11月に開場50周年を迎えました。開場より今日まで経営会社の代表取締役が3名、倶楽部理事長は6名が交代し現在に至っております。現在4代目の社長へ高瀬時康氏、8代目の理事長へは小曽戸廣(オソド ヒロシ)氏が就任しております。
この様な歴史のある倶楽部の会員構成は、どの様に成っているのかと言えば、経営会社との関りからは株主会員と預託金会員の2種類に分類され、更に利用形態からは正会員と法人無記名会員更には平日会員と言う3種類に分ける事が出来ます。
株主会員は165口有り、1口は5株券です。この会員種別は倶楽部発足当時、倶楽部設立の功労者に対し割り当てられたものの様ですが、50年の歴史を経て名義書換も進んでおります。この株券を取得し入会申請する場合、個人或いは法人どちらの名義であっても可能です。
預託金会員は文字通り原始会員が、経営会社へお金を預ける事により会員資格を取得したものですが、現在全会員数に於ける大半を占めております。預託金の額面は最少のもので25万円との事ですが、歴史のある倶楽部に相応しく高額面のものは皆無です。
法人無記名会員は、登録者1名と登録者が同伴する不特定のプレーヤー1名が、利用出来る会員資格です。登録者1名と無記名者1名の合計2名が利用出来る会員権とも表現出来ますが、この口数は2019年1月現在約30口との事で、数年前より減少の一途をたどっています。
倶楽部ではこの法人無記名権の名義書換に付いて、2名分を正会員2口へ分割譲渡する事は認めていても、無記名のままでの資格継承を認めておりません。また倶楽部では当該会員権所有法人へ、2名記名式へ変更する事を積極的にアプローチしております。これらの事から時の経過と共に口数が減少している訳ですが、この様な事が継続し行われて行くのであれば、いずれ消滅して行く種別であるとも理解出来る会員権です。
平日会員は2019年1月現在、約40名が在籍しているとの事ですが、この会員資格は日曜日と祝日を除き利用出来るものです。
なお昨年11月3日と4日の2日間に渡り開催された開場50周年記念祝賀競技会は、天候に恵まれ2日間合計で390名の会員が集まり行われました。大変盛況だったとの事です。