茨城県の大利根カントリークラブに於ける法人正会員は、2018年9月末現在、407社を数えその登録会員数は508名です。当該クラブに於ける法人会員は一口に付き一名記名式であり、1社で複数口を所有している事からこの様な数字に成ります。
当該クラブは株主会員制を基本にしており、正会員は壱株券を取得する事で入会資格が発生します。クラブ理事会にて一度承認を受けたならば、入会申請者は倶楽部への支払いとして、名義書換料税別300万円と入会預託金100万円の都合約400万円ほどが必要になります。
ではどの様な法人であれば、入会出来るのでしょうか。この件に付きクラブでは、大きなハードルを設けていない様で、社会通念上問題の無い企業であれば、大きな障害は無いようです。しかしながらペーパーカンパニーと言われる実態の無い様な企業は、大変審査が厳しいのが現実と成っております。
当該クラブの会員権は、流通面で大変優れております。個人名義から法人名義へ、また法人名義から個人名義へと、理事会に於ける承認は必要で有るものの、変更する事が可能なのです。これは取りも直さず当該クラブが、特殊な取り扱いを排除しようとしているからに他有りません。
会員権相場は12月現在回復傾向にありますが、その中心相場は消費税込みで430~440万円と言うところです。会員となる為には900万円ほどの予算が必要となりますが、これを安いと見るのか高いと感じるのかはそれぞれとして、市場に於ける買い希望が増えつつ有る様です。