埼玉県の入間カントリー倶楽部では2019年1月1日より、正会員の補充募集を開始するとの事ですが、内容は現在行っているものと同様です。
今年2018年1月から開始している正会員の補充募集に付いては、予定数50口をほぼ完売出来そうな状況との事で、この件に付いては2018年12月末をもって、たとえ若干口数未達であったとしても終了するとの事です。
切れ目の無い会員募集ですが、形式的には異なるものと同倶楽部では位置づけております。同倶楽部に於ける本格的な会員募集は2016年下半期より開始され、一見不連続の様に見えるのですが、絶え間のない募集業務を行っています。
これは同倶楽部に於ける在籍会員の自然減と言う現象に対する、必要不可欠な対策と成っている為です。何故に会員が減少して行くのかと問うた場合、同倶楽部では預託金の償還条件を満たした会員へ、退会手続きと共に預託金返金と言う求めに応じているからです。これは称賛されるべき行為であり、当該企業でなければなし得ないものだとも言えます。
しかしなぜ会員は退会・償還請求をするのかと言えば、会員権市場に於ける会員権価格が、預託金額を上回っていない為です。何故に会員権価格が上昇しないのか、この部分にメスが入らない限り、会員の退会とその補充募集はある意味永遠に継続される動きの様に思えてなりません。
この様な堂々巡りの閉塞感から脱却する為には、全てを一度見直し、原点に立ち戻る事で新たなシステムを再構築する事が、今何よりも求められているのでは無いでしょうか。