日本カントリークラブに於ける女性(婦人)会員

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日本CC_tact.jpg 埼玉県の日本カントリークラブに於ける女性会員数は、正会員及び平日会員を合わせ約40数名との事で、2018年9月時点での現役総会員数937名と言う観点からは、極わずかと表現し得る様な構成になっております。

 会員の属性としては会員家族のみならず、分類出来ない程その関係性は、多岐に渡っている様です。何故にこれ程女性会員数が少ないのかと、手がかりを求め若干歴史を紐解いて見るならば、クラブ発足当初より法人を主体にしたクラブ構成だった事に、由来している様に思われます。

 クラブの会員関係に詳しいご担当者に伺っても、これまで女性の入会に付いて、制限を設けた記憶が無いとの事でした。である事からクラブが強制的に女性を排除した訳では無いものの、法人の社交場として機能していた当該クラブへ、全く知己の無いゴルフ好きと言うだけの女性が、飛び込んで来辛かったのではないかと推測されるのです。

 これまで女性会員の退会は稀で有り、反面年間数名の入会希望者が出ている事から、若干ではあるものの女性会員数は増加傾向にある様です。これは2013年11月より、当該クラブが個人会員へ広く門戸を開いた事も、大きく関係していると思われます。

 女性用浴室に付いては15年ほど前に改修を済ませており、現在の来場者に対し大きな不満を抱かせてしまう要素は無いようです。女性のみの競技は2018年11月現在行われていないのですが、これは必然的に会員数の増加と共に開催されて行くものと思われます。伸びしろを充分に感じさせてくれる女性会員の現状です。