レイクウッド総成カントリークラブは2月1日PGMグループへ

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総成GC_tact.jpg パシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)は2018年11月6日、千葉県のレイクウッド総成カントリークラブを来年に取得する予定である事を明らかにしました。

 当該ゴルフ場を経営しております株式会社レイクウッド総成(代表取締役:中川祐一)の株式を2019年2月1日、PGMは日本土地建物株式会社(代表取締役:平松哲郎)及び株式会社レイクウッドコーポレーション(代表取締役:間山公晴)より取得する譲渡契約を、11月6日の昨日締結したのです。

 M&A手法をもってのPGMによる当該ゴルフ場買収ですが、同社は将来ゴルフ場名が変更に成る事も、合わせて明らかにしております。気に成るのは会員及び従業員に対する処遇ですが、現経営母体によればPGMが継承して行くとしております。また当然ながら会員権の預託金も、同様の認識としております。

 今回何故に日本土地建物(株)及び(株)レイクウッドコーポレーションは、当該ゴルフ場を手放すのでしょうか。成田空港から離発着する飛行機の騒音が、プレーヤーにとって気になるとは言えますが、その他の要素はそのマイナス点をはるかにしのぐものです。

 現経営母体曰く今回この様な措置を取る事が、今後の事業展開を練る中双方にとり有益との事ですが、残念と言う気持ちを抱く方が多いのも又事実です。当該ゴルフ場を来年譲り受けるPGMは、この1コースを加える事で全国138コースの経営と2コースの運営受託により、合計140コース規模を誇るゴルフ場事業体となります。

 現在首都圏に於ける良質なゴルフ場の売却案件が少なくなりつつある中、PGMにとっては満足度の高い取得に成るのでは無いかと思われます。今後どの様に現ゴルフ場を再生させていくのか、PGMグループによる手腕の見せ所とも言えます。