千葉カントリークラブに於ける法人会員

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千葉CC_tact.jpg 千葉県の千葉カントリークラブの正会員は株券で構成されており、壱株券2枚合計弍株券にて一口としての要件を満たします。

 かつて同クラブに於ける法人会員は、二口保有が義務づけられておりましたが、2010年1月2日以降一口でも法人名義へ変更出来る事になりました。画期的な出来事であり、この事により会員権市場に於ける流通性が、格段に増したと言えます。

 2018年10月現在、同クラブに於ける法人会員数は約850社を数え、その登録者数は約1,000名にのぼります。約3,100名に及ぶ会員数からその比率は、約三割にも達します。入会を希望する法人の条件に付いては、厳しいハードルを設けておりません。どちらかと言えば登録者の人物審査が、優先されています。

 同クラブに於ける年間の法人入会件数は約60件との事ですが、これは月ベースに換算すれば約5件の新規入会が有る事になります。年間の総書換件数が約200件にも及ぶ中で、約30%と言う事になります。

 ちなみに同クラブへ入会する為には、市中で同クラブ会員権を取得する必要が有ります。と同時に一連の手続きを経て入会承認が下りた際には、クラブへ名義書換料150万円とプラス消費税、更に入会預託金300万円の合計450万円ほどの費用負担が発生します。

 かつて2009年以前に入会した正会員権二口を所有している法人が、一口のみを売却したい場合、以前の様な種別変更の手続きも必要なくなりました。所有している法人にとっても大変利便性に富み、管理し易くなったのだと言えます。