日光カンツリー倶楽部の女性(婦人)会員

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日光CC_tact.jpg 栃木県の名門倶楽部・日光カンツリー倶楽部では、女性の入会に付いて制限を設けておりません。この規定は何時頃からだったか、倶楽部史を紐解かなくては判らない程過去の事であり、長年勤務されているご担当者も困惑気味でした。

 この事から女性の入会希望者は、市中にて当該倶楽部壱株券2枚の合計弍株券を取得する事で、入会申請する事が出来ますし、当該会員権を譲渡する名義人の属性に付いては、一切不問と言う事になります。取得する会員権に付いてナーバスになる事は無いのですから、非常に楽だと言えます。

 2018年10月現在同倶楽部には79名の女性正会員が在籍しており、家族会員なども含めた女性の総合計数は約120名に成ります。その女性正会員は会員家族と言う側面よりは、同倶楽部に友人や知人が在籍している関係から、ゴルフと倶楽部ライフを楽しみたいと言う志向の方が多い様です。

 同倶楽部施設は男性用に比べ容量が小さめである事は否めず、充分とは言えないまでも一日の女性来場者実績を考慮した場合、大きな問題点とはなり得ていない様です。である為女性用施設の拡充は、会員間に於いても話題にもなっていないとの事です。

 1955年開場と言う歴史のある倶楽部に於いて、長きに渡り女性の入会制限を設けていない事は、さほど類を見ないのでは無いでしょうか。第二次世界分割戦争後10年を経過したばかりで、女性差別や蔑視感は当時の日本に於ける当然の風潮だったと思われます。革新的だったと言えます。