東京都の府中カントリークラブでは2018年10月21日に開催されたクラブ理事会に於いて、入会預託金の減額を決議しました。現状300万円のところ100万円を減額し200万円にしたのですが、2018年11月締め切りの入会申請者より適用されます。
この入会申請者は面接などの手続きを経て、来年2019年1月の同クラブ理事会にて入会承認された場合、クラブへの納入金額は名義書換料の300万円とプラス消費税、そして入会預託金200万円の合計500万円ほどに成ります。
同クラブに於けるこの入会預託金制度は、1982年11月より導入され今日に至っておりますが、1992年7月には500万円となり過去最高額を記録しております。そして2000年1月には500万円から300万円へ減額された経緯があります。
この度の改定は唐突感も否めず、2018年11月入会者と2019年1月入会者とでは、2ヶ月間のずれによる不公平感が出てしまうのだと言えます。やはり重要な変更事項がある場合は、最低でも3ヶ月間ほど当該会員権の名義書換を停止にして頂く事が、多くの関係者の理解を得られる方策では無かったのでしょうか。
とは言え新規入会者によるクラブへの支払総額が、約18年ぶりに減額される事は大変好感されるものであり、願わくは当該クラブ会員権相場上昇へ、一役かって欲しいものだと思わざるを得ません。同クラブ会員権相場のこれからが注目されます。