千葉県のグレンオークスカントリークラブでは女性の入会に付いて制限を設けており、女性の入会申請は女性名義の会員権を取得してからでないと、2018年6月現在出来ません。これはクラブ側が女性会員数を一定に保つ事で、施設の許容範囲を超えない様にコントロールしている為です。
例えば法人名義にて入会申請し、登録者が女性役員などのケースに於いても、女性名義の会員権を取得しなければなりません。この事は売り手側法人からすれば、自らの登録者が女性であれば女性を対象として、会員権を売却出来る事にもなります。
とは言えクラブでは現在、761,000円+消費税にて正会員の補充募集を行っております。この全額入会金いわゆる無額面証券の募集を通じて入会する場合、女性の制限が有りませんので入り易くなっております。
当該ゴルフ場経営会社は2004年に民事再生法の適用を申請し、同年7月に東京地裁より再生計画認可決定確定を受けております。そこから約14年が経過した今日、全会員が預託金の据置期間を満了しております。この間何度名義書換された権であろうとも、昨年入会した方であっても預託金返還請求権を行使出来ます。
預託金額面が例えば25万円であれば、この金額が経営会社より担保されている訳ですから、当然市場ではこれ以上の金額で売却したいと考えるのは、名義人に於ける当然の行動です。これは裏を返せば入会者にとっても無額面証券よりは、預託金証券を取得した方がリスクを軽減出来る事につながります。
女性ゴルファーにとっては、預託金額面の有る女性会員権を取得し入会申請する方法が、会員権代金にもよりますが最善の選択の様に思われます。