神奈川県のチェックメイトカントリークラブでは、「入会登録金未納証券」と言う聞きなれない会員権が有ります。これを文字通り解釈しようとすると、入会登録金未払いとなっている証券が有ります、と言う事になります。
この会員権を所有している会員から譲り受け名義書換をした場合、例えば220万円の額面であれば50万円減額され、新規入会者には170万円の新証券がクラブより発行されるとの事です。この点さえ取得者が納得済みであれば、名義書換に支障は無いようです。
ではこの様な会員が現在何名在籍しているのかと言えば、正会員若干名との事で、正確な人数をクラブでは公表していないとしております。ただし東京事務所ではトラブルを避ける為、名義書換手続き時に必ず証券確認をして欲しい、と注意喚起しております。
事の成り行きは会員募集にて入会した正会員へ、1983年に入会登録金100万円の支払いをクラブは要請するも、その支払いに応じなかった会員が対象との事です。その後この会員の証券が名義書換手続きされる場合、100万円を現金にて清算する必要がありました。会員或いは新規入会者の、どちらが支払うかは別にして。
ところが2002年に、この様な手続きが改定されたのです。100万円の入会登録金は50万円へ減額され、尚且つ現金でのやり取りが無くなり、上記の様に証券額面より差し引くと言う手続きになり、今日に至っております。なお正会員の名義書換料は、2018年6月現在60万円と消費税のみです。