株式会社ゴルフスタジアムより高額でモーションアナライザーなるゴルフスイング解析ソフトを、株式会社ジャックスから融資を受け購入したレッスンプなど230名による債務不存在確認請求事件の第三回公判が、2018年5月18日東京地裁にて行われました。
これによりほぼ双方の主だった主張が出揃う形となり、今後は同地裁に於いて実質審理が開始されて行く事になります。ゴルスタジアム事件に於いてジャックスの取扱件数は突出しており、当初455名のレッスンプロなどによる提訴が有りました。今回は真っ先に集団提訴に踏み切った230名グループの件です。
残りの130名グループは2018年4月以降既に実質審理が開始されておりますが、ジャックス関係で最も遅く提訴に踏み切った90名グループは、現在進行協議中との事です。
双方全面対決の様相を呈しております。ジャックスにとっては既に未収金_損害金が発生している形となり、レッスンプロなど450名にとっては、ゴルフスタジアムに騙されたと言う認識が強く、ローンの支払も停止状態です。
諸悪の根源とも言えるゴルフスタジアムは、現在破産手続きが進行中であり、8月1日には第三回債権者集会が予定されております。なお関係者にとり焦眉の課題は、ゴルフスタジアム社より代表者の堀氏個人口座へ流れた2億1,800万円の行方です。此処に犯罪性は無かったのか問われています。